「 POVERTY, inc. 」あなたの寄付の不都合な真実

POVERTY = 貧困

inc = 株式会社

この映画の主題は「第三世界を中心とした超巨大な貧困産業を取り巻く問題の本質の追求」であり

様々な角度から中南米、アフリカを中心とした国を中心に貧困産業のシステムを分かりやすく解説している。

援助を生み出しているのは人間の紛れもない良心ではあるが、援助するだけでは貧困問題を解決しない

そして今、第三世界に於いて最も必要なのは「仕事」であり「現地の人間が自立」する事が貧困問題を解決する方法であるというメッセージを投げかけている。

 

先進国から服が390,000着送られてくると、現地の繊維工場や綿花農場はどうなるだろうか?

先進国から靴が75,000,000足送られてくると、現地の靴職人や革工場はどうなるだろうか?

 

この映画の中心として「ハイチ共和国」の貧困産業を大きく取り上げている

かつては食料自給率80%、米の国内自給率100%を誇っていたハイチは

1990年代半ばに、IMF(国際通貨基金)が推進する貿易自由化政策の元、関税が3%に引き下げられ、

価格の安いアメリカ産の米が大量に市場に流入し、国内米の価格が暴落、米農家も廃業を余儀なくされ

現在は食料自給率45%、米の国内自給率は30%以下にまで落ち込んでいる

 

そして2010年1月12日16時53分 ハイチ共和国をマグニチュード7.0の地震が襲った

死者数は約31万6千人、スマトラ島沖地震に匹敵する大きさの災害だった

当然世界各国から支援物資や救助が数多く届いたが、

地震後3年経った今(映画自体は2014年放映)でも支援米が大量に届き、

善意とは裏腹に、現地の人間の自立を妨げている結果になっていると作中では語られている。

 

まず自分にできる事の第一歩としてはこの映画を上映し、色んな人と意見を交わすきっかけを作り、

自分達にできる事、やってはいけない事を考え行動する事が重要なのかなーと思います。

それでは作中にも出てくるこの歌で締めくくりです

「do they know it’s Christmas / band aid」

今はクリスマスタイム
クリスマスに暗い顔は無用
だから楽しい事だけ考えて悩み事は忘れる
今君が住んでいる豊かなこの世界では
にっこりと笑って互いに抱き合える
だけどそうじゃない人もいる
それを忘れないでほしい
こんな楽しい時にクリスマスにそんなのやめてと思うかもしれない
でも君が部屋で浮かれている時
その窓のはるか向こうには
不安と恐怖に満ちた世界がある
そこで流れる水は
頬を伝う苦しみの涙だけ
耳に届くクリスマスの鐘の音は
死へと向かう破滅の鐘の音だ
だから今自分がそこにいないことに感謝してくれ
 
アフリカに雪は降らない
その人達がこのクリスマスにもらう一番の贈り物
それは「死なずに生きられること」
草も生えず
雨も降らず川も流れないそんな場所で
彼らは知ってるのかな
今がクリスマスだってことを
 
あまねく人に神の恵みを
灼熱の太陽のもと
彼らは知ってるんだろうか

今がクリスマスだってことを

食べ物を贈って

世の中を飢えから救おう
世の中を飢えから救うんだ
今はクリスマスだと教えよう
世の中を飢えから救うんだ
今はクリスマスだと教えよう
https://youtu.be/bjQzJAKxTrE

上映 No.1「ポバティー・インク ~あなたの寄付の不都合な真実~」
2018年7月20日( 金) 19:00-21:00 入場料¥1,000
会場:桐林館阿下喜美術室
(三重県いなべ市北勢町阿下喜1980)

貧困援助がビッグ・ビジネスに?
あなたの”善意”が、誰かを傷つけているかもしれない「この映画を観たら貧困と第三世界を決して同じ様に見れないだろう」
- マイケル・ムーア(映画監督)

予告動画
https://youtu.be/cBAeGZcqrso

About agkpingod 76 Articles
2017年6月より三重県いなべ市に地域おこし協力隊として着任しました。 ミッションは登録有形文化財である廃校の「桐林館」をカフェ&イベントスペースとして活用し、かつての宿場町であった「阿下喜」という町の活性化の一助になるというものです。

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