お金2.0

ミレニアル世代にはグッとくるタイトルのこの本

 

よくあるフィンテックやブロックチェーン、シェアリングエコノミーの解説書かなと思いきや

 

資本主義社会の成り立ちと崩壊、そして現在台頭してきている「価値社会」と呼ばれるものの正体を分かりやすく丁寧に、事実に基づいて書かれている良書でした。

 

例えば人の「信頼」の話

 

資本主義経済では目に見えるものでしか資産や負債は測ることが出来ません。

 

GDPなどを始めとした各指標には見えてこない価値だけれども、人間の行動に大きく影響を与えるもの、その一つが「信頼」。

 

例えばクラウドファンディングが分かりやすいですが

 

ホームレスの小谷さんという芸人さんがいらっしゃいます。

この方はBASEなどのECで自分の1日を「50円」で販売しています。

 

そして購入した方は小谷さんの1日を自由に使う事ができます、

 

草むしりや掃除、雑用など基本的に色んなことをやってくれるそうです。

 

「めっちゃ損してる!」と思われる方もいると思いますが、

 

イメージしてもらえると分かると思います。

 

50円で小谷さんの1日を買う

色んな事をやってくれる

50円でここまでやってくれて…と感謝する

何か自分も「感謝」-「50円」の価値を小谷さんに提供したくなる

ご飯を奢ったり、宿を貸したり、何かをあげたりする

小谷さんの得たもの「50円」+「1日の善行-50円分の信頼」+「ご飯や宿など」

 

その人生に興味を持ったある1人の方は交通費を払ってあげてハワイに招待してあげたそうです

 

そしてその溜まった信頼をクラウドファンディグを実施する事でお金に変えてしまうことも容易です

 

別にだから最高ですね!とは僕は思いませんが、本当にお金の持つ意味が変化してきており

 

これからはどれだけ貯金があるかより、どれだけフォロワーがいるのか、

どれだけ土地を持っているかより、バーチャルも含めてどれだけの空間を自由に使えるか、

どれだけ物を持っているかより、どれだけ価値を持っているのか

自分じゃ無ければ出来ないことは何なのか、どうやって機械と付き合っていくのかが最も重要であると

著者の佐藤さんはおっしゃっています

 

本当に今、日本は転換期が来ているのだと思います。

 

僕はコーヒーやカレーやけん玉で、他の人には無い価値を高めていく事が

自分自身の使命なんや!と今は思い、今夜も一人けん玉に励みます…

 

 

 

 

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2017年6月より三重県いなべ市に地域おこし協力隊として着任しました。 ミッションは登録有形文化財である廃校の「桐林館」をカフェ&イベントスペースとして活用し、かつての宿場町であった「阿下喜」という町の活性化の一助になるというものです。

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