コーヒーとサスティナビリティ(持続可能性)

私はNPO「コーヒー生産地と協働する会」の会員に属しており、

NPOの主な活動内容は「コーヒー生産地の土壌の改善」です。

 

昨今のスペシャルティコーヒーの市場規模は拡大を続けており、2018年では過去最高の消費者消費2兆9000億円を記録するなど

今後も世界中でのコーヒーの消費量は増えていくものと予測されています。

 

中南米、特にコスタリカでは世界最先端の科学や設備が国をあげて投資されており、近隣のパナマでは高付加価値の品種である「ゲイシャ種」の栽培に力を入れて、一杯1000円越えのコーヒーが飛ぶように売れるなどコーヒー先進国としての地位を築きつつあります。

 

そして僕が関わらせてもらっているアフリカ大陸はどうかというと、まだまだ貧困にあえぐ国が多く、1日1ドル以下で生活する「絶対的貧困」と呼ばれている地域もあり、スペシャルティコーヒーの発展に関してもまだまだこれから、という国や農家が多いそうです。

 

NPO「コーヒー生産地と協働する会」では、10年20年先のコーヒー農家のより良い未来を協働する為、

高品質、高付加価値、高収穫量の要となる「土壌」に注目して支援を行なっています。

 

ただ農地を開墾するだけでは土壌流出や土の栄養不足によるコーヒーの品質の低下、収穫量の減少によって、どんどん厳しい状況が続いてしまいます

 

しかし農家の方にとって大切なのは10年先の収穫よりも、目の前の生活だったりするので、中々土壌改良まで手が回らないのが現実です

 

そこで我々のNPOは日本人スタッフと共に、土壌改良の為の支援を日本からルワンダに行おうというプロジェクトが

「ルワンダフイエマウンテンコーヒープロジェクト」

先日桐林館にも来ていただいたデイビッド氏と協働し、ルワンダフイエマウンテンのコーヒーが10年20年先にも高品質で、高収穫量のコーヒーを作り続けていけるように、日本で販売するコーヒーの売り上げの一部を運営資金として使っています。

 

私たちの毎日の中で日常の一部になっている「コーヒー」

たかがコーヒー1杯かもしれませんが、その1杯で自分と他の誰かが少し幸せになる事が出来る

それがサスティナブルなコーヒーなんじゃ無いのかなと思います。

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2017年6月より三重県いなべ市に地域おこし協力隊として着任しました。 ミッションは登録有形文化財である廃校の「桐林館」をカフェ&イベントスペースとして活用し、かつての宿場町であった「阿下喜」という町の活性化の一助になるというものです。

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