まちの未来をつくるマーケット

 

なぜ田舎は廃れていくのか?

人口流出、空き家、商店の衰退etc…

地方都市の常套句になっていますが

最近読んだ都市計画家の加藤寛之さん(株式会社サルトコラボレイティヴ代表取締役)の

「21世紀の都市計画はソフトウェア開発 〜月1マーケットでまちに革新を起こす〜」

という記事ではその原因をこう言っています

 

まちが衰退しているのはまちに求められている価値が変化したからだ、と

 

何をするにも拡大すればよい、増やせばよい、金額を多くすればよい

という時代はもう古く、これからの日本経済は下りのエスカレーターで誰も経験した事がない局面に入ってくる

そんな中で地方はどうしたらいいのか?という疑問に

月1回の定期マーケットでまちの新しい顧客と、新しい市場の創造を考え、

スピーディーに定期マーケットを回し、試行錯誤していく事で

縮小していく経済の中でまちを活性化させる、という一つの答えを出しています。

小さなリスクを重ねて、それに見合うリターンを重ねていく、

最初はうまくいかないけど何回も経験を重ねていく事で

この何かできるんじゃないか?とまちへの期待値が高まり、まちでもともと商売をしている人も巻き込み、

地域が活性化し、起業したいという人が増えていくと。

 

いなべ市の未来に求められる価値観って何なんやろといつも考えるのですが

3年前の秋のマルシェから始まり、今回一日一をやっていく中で気付く事が多いです、

どれだけ机の上で考えても出なかった答えや考え方が、出店者やお客さんと話す事ですんなり出てきたり

そしてやっぱり思うのが、良い循環をしていく仕組みがこれから必要になってくる価値観なのかと思うわけです

野菜や畜産、服にアクセサリー、家具や生活の道具、

どこの誰がどんな風に作ったか分からないモノよりも

信頼できて、顔の分かる人の作ったモノのがよくないですか?

そしてその人たちにお金を払う事で、更にいいものを作ってくれる循環が起きる

そうやっていいモノをよりいいモノにしていく、そんなに規模は大きくしないけども

クオリティは確実に上がっていく、そんな価値観が素敵やん、と思っています。

 

個人的な将来の夢は、自分の子供に、成長して大人になって年を取って死ぬまで、

このまちでずっと暮らしたいと思ってもらう事。

 

そして短期の目標は2018年の3月までには、一日一をいなべの定期マーケットとして認知され、

桐林館をPPPの拠点として活用、指定管理から脱却し、「稼ぐ公共施設」になる、協力隊もそこで終了。

まずは3人、行政、金融、民間から信頼できる仲間を見つける事から始めます。

 

PPPとは…

行政と民間がパートナーを組んで事業を行うという、新しい「官民連携」の形のこと。
Public Private Partnershipの略。欧米で1990年代後半に普及した概念。

民間事業者が政策などの計画段階から参加するという考え方で、行政が民間に単に資金協力のみを行うPFI(Private Finance Initiative)とは異なる。日本の自治体でもみられるようになった。
メリットとしては組織運営の効率化、安全性の確保や責任の明確化などが挙げられる。

欧米では日本で見られるような企業と政府との間の連携だけでなく、NPO非営利団体)、大学、地域などの幅広いコミュニティが政策や事業の検討に参加し、連携しているのが特徴。

About agkpingod 76 Articles
2017年6月より三重県いなべ市に地域おこし協力隊として着任しました。 ミッションは登録有形文化財である廃校の「桐林館」をカフェ&イベントスペースとして活用し、かつての宿場町であった「阿下喜」という町の活性化の一助になるというものです。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*